第14問
システム開発の基本的フェーズは、フェーズ:要件定義、フェーズ:外部設 計、フェーズ:内部設計、フェーズ:プログラム開発、フェーズ:各種テス ト、フェーズ:稼動である。これら各フェーズを後戻りすることなく順に行って いく方法論を、ウォータフォール型システム開発方法論と呼ぶ。しかし、この方法 論には種々の課題があるとされ、その課題の解消を目的に多様な方法論が開発され ている。そのような方法論に関する記述として最も適切なものはどれか。
- ア RAD は、ウォータフォール型システム開発方法論よりも迅速に開発すること を目的としたもので、システムエンジニアだけで構成される大人数の開発チーム で一気に開発する方法論である。
- イ システム開発を迅速かつ確実に進める方法論としてXP があるが、それは仕様 書をほとんど作成せず、ストーリーカードと受け入れテストを中心に開発を進め る方法論である。
- ウ スパイラル開発は、つのフェーズが終わったら、もう一度、そのフェーズを 繰り返すペアプログラミングと呼ばれる手法を用いて確実にシステムを開発して いく方法論である。
- エ プロトタイピングは、フェーズの各種テストを簡略に行う方法論である。 ― 13― ◇M6(295―155)
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正解:イ
解答:イ
〔リード〕ウォータフォール型の課題解消を目的とした開発方法論に関する正誤判定。
- ア(×):RAD(Rapid Application Development)は迅速開発を目指す手法だが、「少人数」の開発チームでプロトタイピング等を活用するのが特徴。「大人数で一気に」は誤り。
- イ(○):XP(エクストリームプログラミング)は仕様書を厳密に作り込まず、ストーリーカード(顧客が要求を書いたカード)と受け入れテストを中心に、反復的に開発を進めるアジャイル手法。正しい。
- ウ(×):スパイラル開発は工程を反復しながら段階的に完成度を高める方法論。「ペアプログラミング(2人で1台を操作)」はXPのプラクティスであり、スパイラル開発の定義ではない。説明が混同しており誤り。
- エ(×):プロトタイピングは試作品を早期に作り発注者の要求を確認する手法。「各種テストを簡略に行う方法論」は誤り。
よって イ。