経営法務 H22年度 第6問

第6問

会社を設立しようとしているあなたの友人甲と中小企業診断士であるあなたとの 以下の会話を読んで、下記の設問に答えよ。なお、A~Dの空欄には、同一語句は 入らない。 あなた:「それで設立する会社の種類はどうするのかい。」 甲 :「会社の種類ってなんだい。株式会社のことじゃないのかい。」 あなた:「株式会社以外にも、 A 、 B 、 C を設立するこ とができるんだよ。」 甲 :「へえ。どう違うんだい。」 あなた:「会社法上では、出資者のことを社員というんだけど、その社員の責任の 内容が違うんだ。 A というのは、出資者全員が、無限責任社員といって、個人財産 で限度なしに責任を負う会社で、逆に、 B というのは、出資者全 員が、有限責任社員といって、出資の範囲内でしか責任を負わない会社だ よ。」 甲 :「へえ。そうすると、 C というのは、なんだい。」 あなた:「 C は、無限責任社員と有限責任社員と両方の社員がいる会社だ よ。」 甲 :「なるほどねえ。そういえば、ときどき D っていう名前も見るけ どこれは会社じゃないのかい。」 あなた:「それも会社だよ。でも、平成17年に会社法という法律ができたりしたの で、平成18年月からは設立することができなくなったんだ。」 ― 6― ◇M5(295―122) (

設問1

) 会話中の空欄A・Bに入る語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。

  1. A:合資会社 B:合同会社
  2. A:合同会社 B:合資会社
  3. A:合名会社 B:合資会社
  4. A:合名会社 B:合同会社 (

設問2

) 会話中の空欄C・Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。

  1. C:合資会社 D:合名会社
  2. C:合資会社 D:有限会社
  3. C:合同会社 D:合資会社
  4. C:合名会社 D:有限会社 ― 7― ◇M5(295―123)
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=エ、設問2=イ

〔リード〕会社法上の会社は株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の4種類(持分会社は後3者)。社員(出資者)の責任により、合名会社=無限責任社員のみ、合同会社=有限責任社員のみ、合資会社=無限責任社員と有限責任社員の両方からなる。有限会社は会社法施行(平成18年5月1日)により新設できなくなった。

設問1(空欄A・B)

  • A=「出資者全員が無限責任社員」→ 合名会社
  • B=「出資者全員が有限責任社員」→ 合同会社
  • ア(×):A合資・B合同。Aが誤り。
  • イ(×):A合同・B合資。両方誤り。
  • ウ(×):A合名・B合資。Bが誤り(合資は両責任社員がいる会社)。
  • エ(○):A合名・B合同。正しい組み合わせ。

設問2(空欄C・D)

  • C=「無限責任社員と有限責任社員の両方がいる会社」→ 合資会社
  • D=「平成18年5月から設立できなくなった会社」→ 有限会社(会社法施行で新設廃止)。
  • ア(×):C合資・D合名。Dが誤り。
  • イ(○):C合資・D有限。正しい組み合わせ。
  • ウ(×):C合同・D合資。両方誤り。
  • エ(×):C合名・D有限。Cが誤り(合名は無限責任社員のみ)。

よって 設問1=エ、設問2=イ

#会社の種類・設立#株式・機関

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