第37問
食品のトレーサビリティの効果に関する記述として、最も不適切なものはどれ か。
- ア 問題が起きないように、食品の安全管理を直接的に行うこと。
- イ 問題が発生した場合に、安全な他の流通ルートを確保すること。
- ウ 問題が発生した場合に、対象商品を特定して迅速に回収すること。
- エ 問題への対応だけでなく、在庫管理、物流管理を効率化すること。
- オ 問題への対応だけでなく、生産や加工方法などに関する情報を提供すること。 ― 20― ◇M4(557―109)
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正解:ア
解答:ア
〔リード〕食品トレーサビリティは、生産・加工・流通の履歴を記録し、商品を「追跡(生産→消費)」「遡及(消費→生産)」できるようにする仕組み。問題発生時の原因究明・迅速な特定回収や、情報提供・物流効率化に効果がある。安全そのものを作り込む手段ではない点に注意。
- ア(×):トレーサビリティは履歴の追跡・遡及を可能にするものであり、「食品の安全管理を直接的に行う」ものではない。安全性の確保はHACCP等の衛生管理手法が担う。トレーサビリティの効果としては最も不適切。
- イ(○):問題発生時に、原因を特定したうえで安全な他の流通ルートを確保することに役立つ。正しい。
- ウ(○):問題発生時に、対象商品を特定して迅速に回収(リコール)できる。トレーサビリティの代表的効果。正しい。
- エ(○):履歴情報を活用して在庫管理・物流管理の効率化にもつながる。正しい。
- オ(○):生産・加工方法等に関する情報を消費者へ提供でき、信頼性向上に資する。正しい。
よって ア。