運営管理 H21年度 第20問

第20問

生産ラインの生産性の向上を狙った次の改善施策のうち、最も不適切なものはど れか。

  1. 異品の組付けによる不良発生を防ぐために、部品棚にポカよけ装置を設置し た。
  2. 各工程の作業者の作業効率を高めるために、部品や工具をできるだけ作業者の 作業位置に近づけて供給した。
  3. 生産ラインのバランスロスを抑制してライン全体の生産効率を高めるために、 直線ラインをU 字化し、作業分担を見直した。
  4. 段取作業による生産ラインの停止時間を抑制するために、外段取作業を内段取 化した。 ― 10― ◇M4(557―99)
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正解:

解答:エ

〔リード〕生産ラインの生産性向上施策の妥当性を問う。段取り改善では「内段取り(設備停止中に行う作業)を外段取り(設備稼働中に行える作業)へ転換」することで停止時間を短縮するのが原則(シングル段取り)。

  • ア(○):異品の組付けによる不良発生防止のため部品棚にポカよけ(フールプルーフ)装置を設置。不良を未然に防ぎ生産性向上に資する。妥当。
  • イ(○):部品や工具を作業者の作業位置に近づけて供給し、運搬・手伸ばしの無駄を減らす。動作経済の原則に沿い作業効率を高める。妥当。
  • ウ(○):直線ラインをU字化し作業分担を見直すことで、バランスロスを抑制し1人当たりの担当工程を柔軟化、ライン全体の生産効率を高める。妥当。
  • エ(×):段取りによる停止時間を抑制するには「内段取りを外段取り化」すべき。記述は逆の「外段取作業を内段取化」しており、停止時間がかえって増加するため不適切。

よって

#IE・作業研究#ラインバランシング

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