第25問
消費者が買い求めるさまざまな商品は、購買習慣に基づいて、最寄品、買回品、 専門品、非探索品に分類される。これらに関する以下の記述のうち、最も不適切な ものはどれか。
- ア 購買頻度が高く、即座に商品が引き渡されることが要求され、かつ比較や購買 に際して最小限の努力しか払おうとしない商品は最寄品に分類される。
- イ 専門品の購買行動では、消費者が買い物の途中で選好を明確にするが、買回品 の場合、買い物出向に先駆けて選好が確立している。
- ウ 非探索品とは、消費者がその製品・サービスに対する必要性が生じるまでは意 識したり、興味を抱いたりすることのないものを指す。
- エ 最寄品と買回品の区分は探索性向の水準の高低に基づいている。前者ではこの 水準が極めて低く、後者では高くなっている。 ― 33― ◇M3(557―81)
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正解:イ
解答:イ
購買習慣に基づく消費財の分類(最寄品・買回品・専門品・非探索品)に関する出題。「最も不適切」型なので、正解=誤った記述を選ぶ。
- ア(○):購買頻度が高く、即座の引き渡しが求められ、比較・購買に最小限の努力しか払わない商品は最寄品(コンビニエンス・グッズ)。日用品などが典型。正しい。
- イ(×:最も不適切=正解):説明が逆である。買回品は複数店舗を回って品質・価格・スタイルを比較しながら買い物の過程で選好を形成していく商品。専門品は特定ブランドへのこだわりが強く、出向前にすでに選好が確立しているため探索努力を惜しまない商品。記述は専門品と買回品の選好形成の時点を取り違えており誤り。
- ウ(○):非探索品とは、消費者がその製品・サービスへの必要性が生じるまで意識したり興味を抱いたりしない商品(生命保険、墓地、新発売の未知の製品など)。正しい。
- エ(○):最寄品と買回品の区分は探索性向(探索努力)の水準の高低に基づき、最寄品は極めて低く、買回品は高い。正しい。
よって最も不適切なものは イ。