第16問
近年、多様なシステム開発方法論が提案されている。システム開発方法論に関す る記述として最も適切なものはどれか。
- ア ォータフォール型システム開発方法論では、要件定義などの基本設計の後 に、システムの機能や構造を決める内部設計が行われ、次にユーザとのインタ フェースの内容などを決める外部設計が行われる。
- イ クストリームプログラミングとは、変化するビジネス環境に対応してソフト
- ウ ェアを開発する手法のつであり、つの価値と12ないしそれ以上の実践項 目(プラクティス)の下で迅速なシステム開発を目指すものである。
- エ スパイラルモデルとは、オブジェクト指向の設計論を用いて、独立性の高い機 能から開発を始め、開発プロセスを繰り返しながら徐々にシステムの完成度を高 めていくものである。
- オ プロトタイプを作成して利用するシステム開発方法論では、プロトタイプが問 題ないことをユーザに確認してもらえば、以降の手続きで構築する本格的なシス テムは問題なく稼動する。 ― 16― ◇M6(557―158)
▼ 解答・解説を見る
正解:イ
解答:イ
〔リード〕システム開発方法論(ウォータフォール/XP/スパイラル/プロトタイピング)に関する記述の正誤を問う。
- ア(×):ウォータフォール型では、基本設計(要件定義)の後にユーザインタフェースなどを決める外部設計を行い、その後にシステム内部の機能・構造を決める内部設計へ進む。「内部設計の後に外部設計」は順序が逆で誤り。
- イ(○):エクストリームプログラミング(XP)は変化するビジネス環境に対応する軽量(アジャイル)開発手法の一つで、いくつかの価値観と12ないしそれ以上のプラクティスのもとで迅速な開発を目指す。正しい。
- ウ(×):オブジェクト指向設計を用い独立性の高い機能から反復的に開発するのは反復型開発の一般的説明。スパイラルモデルはリスク分析を中心に螺旋状に工程を繰り返して完成度を高めるモデルであり、「オブジェクト指向の設計論を用いて」という限定的記述は不適。
- エ(×):プロトタイプでユーザ確認が取れても、本格システムが必ず問題なく稼働する保証はない(性能・拡張時の不具合等)。「問題なく稼動する」と断定するのは誤り。
よって イ。