中小企業経営・中小企業政策 H21年度 第26問

第26問

「流動資産担保保証制度」は、売掛金債権、割賦販売代金債権などを担保として金 融機関が融資を行う際、信用保証協会が債務保証を行う制度であり、不動産担保に 依存しない中小企業の資金調達の途を開くものである。 この制度に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 棚卸資産は担保にならない。また、法人代表者以外の保証人は徴求しない。
  2. 棚卸資産は担保にならない。また、法人代表者の保証は不要である。
  3. 棚卸資産も担保になる。また、法人代表者以外の保証人は徴求しない。
  4. 棚卸資産も担保になる。また、法人代表者の保証は不要である。 ― 30― ◇M7(557―197)
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正解:

解答:ウ

「流動資産担保保証制度」(ABL保証、当時の売掛債権担保融資保証制度を拡充した制度)は、売掛金債権・割賦販売代金債権に加えて棚卸資産(在庫)も担保とできる点に特徴がある。また、保証にあたり徴求するのは原則として法人代表者の保証のみで、法人代表者以外の第三者保証人は徴求しない。したがって「棚卸資産も担保になる/法人代表者以外の保証人は徴求しない」とするウが正しい。

  • ア(×):第三者保証人を徴求しない点は正しいが、棚卸資産も担保になるため「棚卸資産は担保にならない」が誤り。
  • イ(×):棚卸資産も担保になる点が誤りであり、加えて法人代表者の保証は必要であるため「法人代表者の保証は不要」も誤り。
  • ウ(○):棚卸資産も担保とでき、法人代表者以外の保証人は徴求しない。制度の内容に合致する。
  • エ(×):棚卸資産も担保になる点は正しいが、法人代表者の保証は必要であり「法人代表者の保証は不要」が誤り。

よって

#金融支援

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