第5問
標準時間設定の手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア PTS 法は、分析が容易な方法で、繰り返しの少ない作業に適した手法であ る。
- イ 実績資料法は、作業時間のデータを分類・整理して図表や式等にまとめたもの を用いて標準時間を設定する方法で、同じ要素作業が含まれる作業に適した手法 である。
- ウ ストップウォッチ法は、実際の作業を直接測定する方法で、繰り返しの多い作 業に適した手法である。
- エ 標準時間資料法は、過去のデータを基礎として標準時間を設定する方法で、繰 り返しの少ない作業に適した手法である。 ― 2― ◇M4(743―93)
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕標準時間設定法は、直接測定法(ストップウォッチ法)と既定(合成)法(PTS法・標準時間資料法・実績資料法)に大別される。各手法の適性を区別する。
- ア(×):PTS 法(既定時間標準法)は微動作レベルで時間を積み上げるため分析に手間がかかり、むしろ「繰り返しの多い」量産作業に適する。「分析が容易で繰り返しの少ない作業に適する」は誤り。
- イ(×):記述内容(データを分類・整理し図表・式にまとめて用いる)は「標準時間資料法」の説明であり、「実績資料法」の説明として不適切。実績資料法は過去の実績データを基礎に概略的に設定する方法。
- ウ(○):ストップウォッチ法は実際の作業を直接測定する方法で、繰り返しの多い作業に適する。正しい。
- エ(×):記述(過去のデータを基礎、繰り返しの少ない作業に適する)はむしろ「実績資料法」の説明。標準時間資料法は資料を組み合わせて合成する方法で、繰り返しの多い作業に向く。よって誤り。
よって ウ。