中小企業経営・中小企業政策 H19年度 第17問

第17問

近年、地域産業の活性化や地域おこしの観点から、地域ブランドに対する期待が 高まっている。地域ブランドを適切に保護することにより、産業競争力の強化と地 域経済の活性化を支援するため、平成18年の商標法改正によって、地域団体商標 の登録が認められるようになった。 地域団体商標に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. 図形等が入った商標は、地域団体商標として登録を受けることができない。
  2. 全国的な知名度を獲得し、特定の事業者の商品であることを識別できること が、商標登録の条件となる。
  3. 地域団体商標の出願前から、不正競争の目的なく同一の商標を使用している第 三者は、当該商標を継続して使用することができる。
  4. 登録を受けることができるのは、事業協同組合等の特別の法律により設立さ れ、加入の自由が法的に担保されている法人である。
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正解:

解答:イ(最も不適切)

〔リード〕平成18年商標法改正で創設された地域団体商標制度。「地域名+商品名」からなる商標を、事業協同組合等が一定の周知性を得た場合に登録できる制度。本問は「最も不適切」を選ぶ。

  • ア(○・適切):地域団体商標は「地域名+商品名」の文字商標が対象で、図形等が入った商標は対象外。正しい記述。
  • イ(×・不適切=正解):登録要件として求められる周知性は「全国的な知名度」までは不要で、隣接都道府県に及ぶ程度の地域的な周知性で足りる。「全国的な知名度の獲得」を条件とするのは過大で誤り。これが最も不適切。
  • ウ(○・適切):先使用権の規定により、出願前から不正競争目的なく同一商標を使用してきた第三者は継続使用できる。正しい。
  • エ(○・適切):登録主体は、事業協同組合等の特別の法律で設立され、加入の自由が法的に担保された法人(協同組合・商工組合等。当初は農協・漁協等を含む)に限られる。正しい。

よって最も不適切なのは

#組合制度

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