第12問
中小企業の中で、社債発行によって資金調達を行う企業が少ないことはよく知ら れているが、財務省「法人企業統計年報」に基づいて1999年度から2004年度までの 中小企業と大企業の社債残高(金額)の推移を比較した場合、最も適切なものはどれ か。なお、ここでは資本金億円以上の法人企業を大企業、それ以外の法人企業を 中小企業とする。
- ア 中小企業の社債残高が大きく減少しているのに対して、大企業の社債残高はむ しろ増加傾向にある。
- イ 中小企業の社債残高が大きく増加しているのに対して、大企業の社債残高はむ しろ減少傾向にある。
- ウ 中小企業の社債残高も大企業の社債残高も、ともに大きく減少している。
- エ 中小企業の社債残高も大企業の社債残高も、ともに大きく増加している。 ― 10― ◇M7(023―164)
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正解:イ
解答:イ
〔リード〕法人企業統計年報により1999~2004年度の社債残高の推移を中小企業・大企業で比較する。この時期、私募債(少人数私募債・特定社債保証など)の普及で中小企業の社債残高は大きく増加した一方、大企業は銀行借入返済や財務リストラで社債残高をむしろ減らした。
- ア(×):中小が「減少」・大企業が「増加」とするのは逆。
- イ(○):中小企業の社債残高が大きく増加し、大企業はむしろ減少傾向。私募債普及を背景とした正しい記述。
- ウ(×):両方とも減少とするのは誤り。中小は増加した。
- エ(×):両方とも増加とするのは誤り。大企業は減少した。
よって イ。