第2問
財務省「法人企業統計季報」に基づいて、1994年以降2005年までの期間について 中小企業のキャッシュフロー額と設備投資額の推移を見た場合、最も適切なものは どれか。なお、ここでは資本金億円未満の法人企業を中小企業と見なす。また、 ここでは、キャッシュフロー額を経常利益額の半分と減価償却費の合計と定義す る。
- ア 中小企業のキャッシュフロー額は一貫して設備投資額を上回っているが、その 差は縮小傾向にある。
- イ 中小企業のキャッシュフロー額は一貫して設備投資額を上回っており、その差 は拡大傾向にある。
- ウ 中小企業のキャッシュフロー額は一貫して設備投資額を下回っているが、その 差は縮小傾向にある。
- エ 中小企業のキャッシュフロー額は一貫して設備投資額を下回っており、その差 は拡大傾向にある。 ― 1― ◇M7(023―155)
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正解:イ
解答:イ
〔リード〕法人企業統計季報により、1994年以降2005年までの中小企業のキャッシュフロー額(経常利益の半分+減価償却費と定義)と設備投資額を比較する。この期間、中小企業は手元資金を厚くしつつ設備投資には慎重で、内部資金が投資を上回る状態が続いた。両者の差(資金余剰)はむしろ拡大した。
- ア(×):上回っている点は正しいが、差が「縮小傾向」とするのは誤り。差はおおむね拡大した。
- イ(○):キャッシュフロー額が一貫して設備投資額を上回り、かつその差は拡大傾向にあった。設備投資抑制と内部留保志向を反映した正しい記述。
- ウ(×):「下回っている」が誤り。キャッシュフローが投資を上回っていた。
- エ(×):「下回っている」が誤り。上回りつつ差は拡大した。
よって イ。