その他法律・制度
独占禁止法
Antimonopoly Act
概要
公正かつ自由な競争を促進するため、私的独占・不当な取引制限等を禁止する法律。
詳細解説
独占禁止法は、私的独占、不当な取引制限(カルテル)、不公正な取引方法を禁止し、公正取引委員会が運用する。正式名称は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」である。
違反行為に対しては、排除措置命令や課徴金納付命令が科される。カルテルに対する課徴金制度や、違反を自主申告した事業者の課徴金を減免するリニエンシー制度が設けられている。
試験対策のポイント
- 暗記必須:独占禁止法は私的独占・不当な取引制限(カルテル・入札談合等)・不公正な取引方法を3本柱として規制する。運用は公正取引委員会が担う。
- 頻出ポイント:違反に対する措置=排除措置命令・課徴金納付命令・刑事罰。カルテル等には自主的に申告した者の課徴金を減免する課徴金減免制度(リーニエンシー)がある。
- ひっかけ注意:一定の取引分野における競争を実質的に制限する行為が規制対象。企業結合(合併等)も事前審査の対象となる。
事例・具体例
同業者間で価格を統一する価格カルテル、入札において落札者を事前に決める入札談合は、不当な取引制限として独占禁止法に違反する。