🏠 総合トップ 中小企業診断士1次試験 用語集 企業経営理論
人的資源管理

成果主義

Performance-Based Pay

概要

従業員の業績や成果に応じて報酬や処遇を決定する人事制度。

詳細解説

成果主義とは、従業員の実際の業績(成果)に基づいて報酬や昇進を決定する人事制度である。年功序列型の処遇から転換し、能力や成果に見合った処遇を行うことで、組織の活性化と人材の有効活用を図る。

短期的な成果の追求に偏り、チームワークの低下やチャレンジ精神の減退を招くリスクがある。プロセスの評価やチーム成果の反映、長期的な人材育成との両立が課題である。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:成果主義=業績・成果に応じて処遇を決める制度。年功序列に代わる仕組みとして導入が進んだ。
  • 頻出ポイント:メリット=動機づけ・人件費の柔軟化。デメリット=短期志向・チームワーク阻害・評価の納得性確保の難しさ・人材育成の軽視。
  • ひっかけ注意:年功序列(勤続・年齢基準)との対比が頻出。成果主義は内発的動機づけを損なうおそれ(過度な外的報酬)も指摘される。

事例・具体例

富士通が1990年代後半に成果主義を導入したが、評価の難しさや社員のモラール低下が問題となり、制度の見直しが行われた事例は日本企業の成果主義導入における教訓とされる。