人的資源管理
目標管理制度
Management by Objectives (MBO)
概要
上司と部下が協議して目標を設定し、その達成度で評価する管理手法。
詳細解説
目標管理制度(MBO)とは、組織目標と個人目標を連動させ、上司と部下が話し合いにより具体的な目標を設定し、一定期間後にその達成度を評価する管理手法である。自主性と参画意識を高め、動機づけ効果が期待できる。
目標はSMART(Specific・Measurable・Achievable・Relevant・Time-bound)の基準で設定することが望ましい。ただし、定量化しにくい業務への適用の難しさや、目標の低め設定の問題が課題として指摘される。
試験対策のポイント
- 暗記必須:目標管理制度(MBO)=ドラッカーが提唱。上司と部下が協議して目標を設定し、達成度で評価する。自己統制が核心。
- 頻出ポイント:部下の自主性・参画を重視し、動機づけ(Y理論的)に資する。目標は具体的・測定可能であることが望ましい。
- ひっかけ注意:「ノルマの押し付け」ではなく、本人参加による目標設定が本来の趣旨。成果主義と結びつくが、短期志向や数値化困難な業務への弊害も論点。
事例・具体例
「今期の売上目標を前年比110%に設定し、新規顧客を10社開拓する」という目標を上司と合意し、四半期ごとに進捗を確認して期末に達成度を評価する。
提唱者・関連学者
ピーター・ドラッカーが1954年の著書『現代の経営』で目標管理(MBO)の概念を提唱した。