管理会計
回収期間法
Payback Period Method
概要
投資額を回収するのに要する期間で投資の優劣を判断する方法。
詳細解説
回収期間法は、投資によって得られるキャッシュフローの累計額が投資額に達するまでの期間(回収期間)を計算し、その長短で投資案の優劣を判断する方法である。
計算が簡便で理解しやすいが、回収期間後のキャッシュフローを無視する点と、貨幣の時間価値を考慮しない点が欠点である。割引回収期間法で時間価値の欠点を補うことも可能。
試験対策のポイント
- 暗記必須:回収期間=投資額÷年間キャッシュフロー(CFが一定の場合)。短いほど有利と判断する。
- 頻出ポイント:計算が簡単で安全性(投資回収の速さ)を重視。一方で回収後のキャッシュフローと貨幣の時間価値を無視する欠点がある。
- ひっかけ注意:単純回収期間法は時間価値を考慮しないが、割引回収期間法は割引後CFで回収期間を計算するため考慮する。両者を区別する。
事例・具体例
投資額600万円、毎年200万円のキャッシュフローの場合、回収期間=600÷200=3年。基準の5年以内なので投資を実行する判断となる。