管理会計
価格差異
Price Variance
概要
実際の購入価格が標準価格と異なることにより生じる原価差異。
詳細解説
価格差異とは、材料や労働力の実際単価が標準単価と異なることにより発生する原価差異である。材料費の場合は(実際価格−標準価格)×実際消費量で計算される。
価格差異は購買部門の責任に帰属することが多い。市場価格の変動、仕入先の変更、大量購入による値引き交渉の成否などが要因となる。
試験対策のポイント
- 暗記必須:価格差異=(標準価格-実際価格)×実際消費数量。材料の購入単価が標準と異なることで生じる差異。
- 頻出ポイント:実際価格が標準を上回れば不利差異。掛けるのは実際消費数量である点が数量差異との違い。
- 関連づけ:労務費では賃率差異に相当。価格差異と数量差異の合計が直接材料費の総差異になる。
事例・具体例
標準単価100円/kg、実際単価110円/kg、実際消費量500kgの場合、価格差異=(110−100)×500=5,000円(不利差異)。