管理会計
数量差異
Quantity Variance
概要
実際の消費量が標準消費量と異なることにより生じる原価差異。
詳細解説
数量差異とは、材料の実際消費量や労働時間の実際投入量が標準数量と異なることにより発生する原価差異である。材料費の場合は(実際消費量−標準消費量)×標準価格で計算される。
数量差異は主に製造部門の責任に帰属する。作業効率の良否、材料の歩留まり率、作業者の習熟度などが主な発生原因である。
試験対策のポイント
- 暗記必須:数量差異=(標準消費数量-実際消費数量)×標準価格。消費量が標準と異なることで生じる差異。
- 頻出ポイント:標準消費数量は実際生産量に対する標準(標準歩留り)で計算する。掛けるのは標準価格である点が価格差異との違い。
- 関連づけ:労務費では作業時間差異に相当。標準数量は「実際生産量×製品1単位当たり標準数量」で求める点に注意。
事例・具体例
標準消費量450kg、実際消費量500kg、標準単価100円/kgの場合、数量差異=(500−450)×100=5,000円(不利差異)。材料の無駄遣いが原因と考えられる。