財務諸表分析
当座比率
Quick Ratio
概要
当座資産の流動負債に対する比率で、より厳密な短期支払能力を示す指標。
詳細解説
当座比率は、当座資産(現金・預金・受取手形・売掛金・有価証券)を流動負債で除した比率である。棚卸資産を除くため、流動比率より厳密に短期支払能力を判断できる。
計算式は「当座資産÷流動負債×100」で、100%以上が望ましいとされる。酸性試験比率(Acid Test Ratio)とも呼ばれる。
試験対策のポイント
- 暗記必須:当座比率=当座資産÷流動負債×100。当座資産=現金預金+売上債権+有価証券(棚卸資産を含まない)。
- 頻出ポイント:一般に100%以上が望ましい。換金性の高い資産で流動負債を賄えるかをみる、流動比率より厳しい指標。
- ひっかけ注意:流動比率との最大の違いは「棚卸資産を除く」こと。当座資産に在庫を含めてはならない。
事例・具体例
当座資産4,000万円、流動負債5,000万円の場合、当座比率=80%。100%を下回り、即座の支払能力に不安がある状態。