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国際経済

Jカーブ効果

J-Curve Effect

概要

通貨安の直後は貿易収支が悪化し、時間の経過とともに改善に向かう現象。

詳細解説

Jカーブ効果とは、自国通貨が減価した直後は貿易収支がむしろ悪化し、ある程度の時間が経過した後に改善に転じる現象をいう。貿易収支の時間的推移がアルファベットのJの字に似ていることからこの名がある。

通貨安の直後は既存の輸入契約が自国通貨建てで割高になり輸入額が増加する一方、輸出量の調整には時間がかかるため貿易収支は悪化する。時間の経過とともに輸出量が増加し輸入量が減少して貿易収支は改善に向かう。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:通貨安の直後は貿易収支が悪化し、時間が経つと改善するJの字の動き。
  • 頻出ポイント:短期は数量が変わらず価格効果(輸入額増)が先に出るため悪化、長期は数量調整で改善。
  • 関連づけ:マーシャル=ラーナー条件(弾力性の和>1)が満たされるまでの過程として理解する。