国際経済
マーシャル=ラーナー条件
Marshall-Lerner Condition
概要
自国通貨の減価が貿易収支を改善するための条件。輸出入の価格弾力性の和が1を超えること。
詳細解説
マーシャル=ラーナー条件は、為替レートの減価(自国通貨安)が貿易収支を改善するための必要条件を示す。輸出の価格弾力性と輸入の価格弾力性の絶対値の和が1より大きい場合、通貨安は貿易収支を改善する。
この条件が満たされない場合、通貨安はかえって貿易収支を悪化させる。現実には短期的には弾力性が低く条件が満たされにくいが、長期的には弾力性が高まり条件が満たされる傾向がある。
試験対策のポイント
- 暗記必須:自国通貨減価で貿易収支が改善する条件=輸出と輸入の価格弾力性の和>1。
- 頻出ポイント:弾力性が小さい短期には条件を満たさず、減価直後は収支が悪化する(→Jカーブ効果)。
- 関連づけ:Jカーブ効果とセットで「なぜ短期は悪化するのか」を説明できるように。
提唱者・関連学者
アルフレッド・マーシャルとアッバ・ラーナーにちなんで名付けられた。