🏠 総合トップ 中小企業診断士1次試験 用語集 経済学・経済政策
ミクロ経済学

規模の経済

Economies of Scale

概要

生産規模を拡大すると平均費用が低下する現象。

詳細解説

規模の経済(スケールメリット)とは、生産量を増加させると1単位当たりの平均費用が低下する現象をいう。固定費用の分散、専門化の利益、大量購入による仕入れ費用の削減などが要因である。

長期平均費用曲線が右下がりの部分で規模の経済が存在する。一方、生産規模が大きくなりすぎると管理の非効率性などから平均費用が上昇する現象を規模の不経済という。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:生産規模拡大で平均費用が低下する現象。大量生産による単位コスト低下が要因。
  • ひっかけ注意:「規模の経済(1製品の量)」と「範囲の経済(複数製品の組合せ)」を混同しない。
  • 関連づけ:規模の経済が大きい産業は自然独占になりやすい(電力・鉄道等)。

事例・具体例

自動車産業は大規模な設備投資を必要とし、大量生産により1台当たりの製造コストが低下する典型的な例である。