マクロ経済学
恒常所得仮説
Permanent Income Hypothesis
概要
消費は一時的な所得変動ではなく、長期的に見込まれる恒常所得に基づいて決定されるという仮説。
詳細解説
恒常所得仮説は、消費者が現在の所得ではなく、将来にわたって平均的に得られると予想される所得(恒常所得)に基づいて消費を決定するという理論である。
一時的な所得(ボーナスや臨時収入)の変動は消費にほとんど影響せず、恒常所得の変化のみが消費に大きく影響する。これにより短期の限界消費性向は小さく、長期の限界消費性向は大きくなることが説明される。
試験対策のポイント
- 暗記必須:フリードマンが提唱。消費は恒常所得に依存し、一時所得(変動所得)には反応しにくい。
- 頻出ポイント:一時的な減税(変動所得)は消費刺激効果が小さい、という政策含意が問われる。
- 関連づけ:ライフサイクル仮説と合わせて「生涯(恒常)所得に基づく消費」というグループで覚える。
提唱者・関連学者
ミルトン・フリードマンが1957年に提唱した。