マクロ経済学
ソロー成長モデル
Solow Growth Model
概要
資本と労働の代替を前提に、長期的な経済成長の要因を分析する新古典派の成長モデル。
詳細解説
ソロー成長モデル(新古典派成長モデル)は、資本と労働の間に代替性を認めることで、ハロッド=ドーマーモデルの不安定性問題を解決した。資本蓄積・人口増加・技術進歩が成長の要因となる。
定常状態では1人当たりの資本量と産出量が一定となり、1人当たりGDPの持続的成長は技術進歩によってのみ可能となる。資本の限界生産力逓減により、貧しい国が豊かな国にキャッチアップする「収束」が予測される。
試験対策のポイント
- 頻出ポイント:資本と労働の代替が可能(新古典派)。資本の限界生産力逓減により、長期で1人当たり資本・産出は定常状態に収束する。
- 暗記必須:持続的成長の源泉は技術進歩(外生的)。資本蓄積だけでは持続的成長は得られない。
- ひっかけ注意:ハロッド=ドーマーの不安定性に対し、ソローモデルは安定的に均衡へ収束する点が対照的。
提唱者・関連学者
ロバート・ソローが1956年に発表し、1987年にノーベル経済学賞を受賞した。