🏠 総合トップ 中小企業診断士1次試験 用語集 経済学・経済政策
マクロ経済学

ライフサイクル仮説

Life-Cycle Hypothesis

概要

個人は生涯にわたる所得を考慮して各期の消費を決定するという仮説。

詳細解説

ライフサイクル仮説は、人々が生涯全体の所得(勤労期の所得と資産)を見通して消費を平準化するように行動するという考え方である。若年期は所得が低く借入で消費を賄い、中年期に所得が増えて貯蓄し、老年期に貯蓄を取り崩して消費する。

この仮説により、ケインズの消費関数における短期と長期の平均消費性向の違いを説明できる。また高齢化社会では貯蓄率が低下するという予測も導かれる。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:モディリアーニが提唱。若年期は借入、勤労期に貯蓄、老年期に取崩しという生涯設計で消費を平準化。
  • 頻出ポイント:消費は今期所得ではなく生涯所得(資産+将来所得)に依存する。
  • 関連づけ:恒常所得仮説とともに、ケインズ型消費関数(今期所得に依存)への批判として整理する。

提唱者・関連学者

フランコ・モディリアーニが提唱し、1985年にノーベル経済学賞を受賞した。