概要

情報セキュリティインシデント管理とは、情報漏えい・不正アクセス・マルウェア感染・システム停止などのセキュリティ事故(インシデント)に、検知から復旧・再発防止まで組織的に対応する活動です。

インシデントは完全には防げないため、「起きたときに、いかに迅速・適切に対応して被害を最小化するか」が重要になります。対応の中心を担うのがCSIRTです。

詳細(対応の流れ)

  1. 検知・発見:異常やインシデントを見つける(監視・通報)。
  2. 報告・連絡:定められた窓口(CSIRT等)へ速やかに報告する。
  3. トリアージ:緊急度・影響度を判断し、優先順位を決める。
  4. 対応(封じ込め・根絶・復旧):被害拡大を止め、原因を除去し、復旧する。
  5. 事後対応・再発防止:記録・報告し、教訓を対策に反映する。
インシデント管理のキーワードは「検知→報告→対応→復旧→再発防止」。発見したら速やかに報告すること、独断で対応せず手順に従うことが重要。CSIRTが対応を担う点も頻出です。

事前準備と再発防止

インシデント対応で最も避けたいのは「隠す・報告が遅れる」ことです。早期の報告と適切な初動が被害を大きく左右します。報告しやすい体制づくりが、組織防御の要になります。

関連例

マルウェア感染に気づいた従業員が報告をためらい、対応が遅れて被害が拡大する事例は少なくありません。逆に、早期に検知・報告し、感染端末を即座に隔離できた組織は、被害を局所化できています。報告体制と初動の速さが明暗を分けます。

試験での問われ方