概要

PDCAサイクルとは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を繰り返し、活動を継続的に改善していくマネジメント手法です。情報セキュリティでは、ISMSを運用・改善する基本的な枠組みとして用いられます。

一度対策して終わりではなく、サイクルを回し続けることで、変化する脅威や環境に対応し、セキュリティ水準を維持・向上させます。「継続的改善」がキーワードです。

詳細(4段階の内容)

段階ISMSでの内容
Plan(計画)適用範囲・方針を定め、リスクアセスメントを行い、管理策を選ぶ。
Do(実行・運用)定めた管理策・ルールを実施・運用する。
Check(点検・評価)内部監査やマネジメントレビューで有効性を評価する。
Act(改善)問題点を是正し、次の計画(Plan)に反映する。
PDCAのキーワードは「Plan→Do→Check→Actの継続的改善」。ISMSではPlanでリスクアセスメント、Checkで内部監査を行う対応が頻出です。各段階で何をするかを押さえましょう。

ISMSでの位置づけ

セキュリティは「作って終わり」ではなく「回し続ける」もの。脅威も環境も変化するため、PDCAで定期的に点検・改善する仕組みがあって初めて、実効性のあるセキュリティが保てます。

関連例

PDCAのCheck・Actを怠ると、ルールが実態に合わなくなり形骸化します。例えば、新たに導入したクラウドサービスがリスクアセスメントに反映されず、設定ミスで情報漏えいを起こす、といった事態です。定期的な見直しが、こうした「対策の穴」を防ぎます。

試験での問われ方