概要

DLP(Data Loss Prevention:情報漏えい防止)とは、組織の重要なデータの内容そのものを監視し、許可されていない持ち出し・送信・コピーを検知してブロックする仕組みです。

「誰がアクセスできるか」を制御するアクセス制御と異なり、DLPは「データの中身(機密情報か)」に着目して保護する点が特徴です。内部不正による持ち出しや、メールの誤送信による漏えいを防ぎます。

詳細(仕組み・特徴)

DLP:機密情報の持ち出しを防ぐ
🗂️機密データ社内🛡️DLP監視・制御🌐外部メール/USB/クラウド許可された送信のみ✕ 機密情報の持ち出しを検知・ブロック
  1. 1内容を検査:送信・コピー・印刷の内容を検査
  2. 2持ち出しを制御:機密の外部流出を検知・ブロック
  3. 3適用範囲:メール・Web・USB・クラウド
DLPのキーワードは「データの中身を監視し、不正な持ち出し・送信を防ぐ」。アクセス制御(誰がアクセスできるか)との視点の違いが頻出。内部不正・誤送信対策として有効です。

何を防ぐか

場面DLPの働き
メール送信機密情報の添付・宛先間違いを検知・ブロック(誤送信対策)。
USB・外部媒体機密データのコピーを制限する。
クラウド・Web許可されないアップロードを防ぐ。
DLPは「正規の権限を持つ人による、不適切な持ち出し・誤送信」も防げる点が強みです。最小権限や暗号化と組み合わせることで、情報漏えい対策が多層的になります。

関連例

従業員が顧客情報を私物USBに持ち出す内部不正や、誤った宛先への一斉メール送信による漏えいは、後を絶ちません。DLPはこうした操作を検知・ブロックし、漏えいを未然に防ぎます。委託先管理や営業秘密の保護とも関連します。

試験での問われ方