財務・会計 R08年度 第22問

第22問

当社は有利子負債を保有しており、第 15 期首の自己資本簿価は 2,000 万円とされる。第 15 期および第 16 期の当期純利益はそれぞれ 220 万円および 232 万円と予測され、両期とも配当は行わないものとされる。第 17 期以降は残余利益の発生は想定されない。残余利益モデルに基づいて評価した場合、第 15 期首の株主価値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、資本コストは 10 % であり、現在価値の計算には以下の複利現価係数表を使用すること。

第22問の図
  1. 2,018 万円
  2. 2,027 万円
  3. 2,028 万円
  4. 2,030 万円
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正解:

解答:イ(株主価値は2,027万円)

残余利益モデル:株主価値=期首自己資本簿価+残余利益の現在価値。残余利益=当期純利益−期首自己資本×資本コスト(10%)。配当なしなので純利益は自己資本に積み上がる。

  • 第15期:残余利益=220−2,000×10%=220−200=20万円
  • 第16期期首の自己資本=2,000+220=2,220。残余利益=232−2,220×10%=232−222=10万円
  • 第17期以降の残余利益はゼロ。

株主価値=2,000+20×0.91+10×0.83=2,000+18.2+8.3=2,026.5≒2,027万円

よって イ。

#企業価値評価

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