第21問
企業合併・買収(M&A)における企業評価方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 収益還元方式は、将来の利益やキャッシュ・フローを一定の割引率で現在価値に換算する方法であり、企業の将来収益力を反映しやすいという特徴がある。
- イ 純資産方式は、企業の保有する資産および負債を取得原価で評価した純資産額を基礎とする方法であり、研究開発力などの無形資産価値を反映しやすいという特徴がある。
- ウ 市場株価比較方式は、評価対象企業と類似する上場企業の株価水準を用いて企業価値を算定する方法であり、非上場企業には原則として適用できない。
- エ 乗数法(マルチプル法)は、売上高や利益などに一定の倍率を乗じて企業価値を算定する方法であり、企業固有の収益構造を反映しやすいという特徴がある。
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正解:ア
解答:ア(収益還元方式は将来収益力を反映)
M&Aにおける企業評価方法の特徴を問う問題。
- ア:○。収益還元方式は将来の利益やキャッシュ・フローを割引率で現在価値に換算する方法で、企業の将来収益力を反映しやすい。
- イ:×。純資産方式(簿価純資産法)は取得原価ベースの純資産を用いるため、研究開発力などの無形資産価値は反映しにくい。
- ウ:×。市場株価比較方式(類似会社比較法)は類似上場企業の指標を使うため、非上場企業にも適用できる。
- エ:×。マルチプル法は類似企業の倍率を用いるため、企業固有の収益構造は反映しにくい。
よって ア。