財務・会計 R08年度 第18問

第18問

当社は、現在、第 11 期首に購入した現行設備(耐用年数 10 年、残存価額ゼロ)を、第 16 期首に 4,000 千円の新設備(耐用年数 5 年、残存価額ゼロ)に取り替えるかどうかを検討している。この新設備を導入することで、操業費(現金支出)は毎期末に 1,300 千円削減できる一方、減価償却費は毎期末に 500 千円から 800 千円へと増加する。この取替投資の正味現在価値(NPV)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、法人税等の実効税率は 30 % であり、売却時点にかかわらず現行設備と新設備の売却代金は無視する。また、資本コストは 4 % であり、NPV の計算には以下の現価係数表を使用すること。

第18問の図
  1. - 1,330 千円
  2. 450 千円
  3. 1,340 千円
  4. 2,675 千円
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正解:

解答:イ(NPVは450千円)

新設備4,000千円、耐用年数5年。実効税率30%、資本コスト4%(年金現価係数4.45)。

毎期の増分キャッシュフロー

  • 操業費削減1,300千円の税引後効果=1,300×(1−0.3)=910
  • 減価償却費の増加300千円(500→800)による節税=300×0.3=90
  • 合計=910+90=1,000千円/年

NPV

  • =1,000×4.45(年金現価係数)−初期投資4,000
  • =4,450−4,000=450千円

売却代金は無視の条件どおり。よって イ。

#投資意思決定・NPV

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