第17問
当社の製造部門は、Y製品の受注増加に対応するため、現在は使用していない倉庫を活用し、月間 800 個増産することを検討している。以下の資料に基づき、増産する場合と倉庫を転貸する場合の差額利益として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。【資料】① 遊休倉庫に関するデータ・当該倉庫に関する月間賃借料は 300,000 円であるが、増産の有無にかかわらず発生する。・増産した場合には、追加的に月間 80,000 円の管理費が発生する。・増産しない場合、当該倉庫を外部へ転貸できる。月間 240,000 円の転貸料収入が得られるが、追加的に月間 20,000 円の管理費が発生する。増産する場合は転貸できない。② Y製品に関するデータ・Y製品の販売価格は 1,800 円であり、単位当たり変動費は 1,200 円である。
- ア 100,000 円
- イ 180,000 円
- ウ 400,000 円
- エ 620,000 円
▼ 解答・解説を見る
正解:イ
解答:イ(差額利益は180,000円)
増産する案と倉庫を転貸する案を比較する。賃借料300,000円は増産の有無にかかわらず発生する埋没原価なので、比較から除外する。
増産する場合の関連利益
- 貢献利益=800個×(販売価格1,800−変動費1,200)=800×600=480,000
- 追加管理費80,000を差し引く → 480,000−80,000=400,000円
転貸する場合の関連利益
- 転貸料収入240,000−追加管理費20,000=220,000円
差額利益=400,000−220,000=180,000円。よって イ。