第9問
P社は、2026 年 3 月 31 日にS社の発行済普通株式の 70 % を 10,000 千円で取得した。株式取得の対価は、保有する現金及び預金から支払っている。取得時の両社の貸借対照表は以下のとおりである。なお、S社の資産・負債の簿価は時価と一致している。取得直後の連結貸借対照表に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
- ア 連結貸借対照表における資産合計は 104,000 千円である。
- イ 連結貸借対照表におけるのれん勘定は 1,000 千円である。
- ウ 連結貸借対照表における非支配株主持分勘定は 3,000 千円である。
- エ 連結貸借対照表における利益剰余金勘定は 10,000 千円である。
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正解:エ
解答:エ(連結利益剰余金は10,000千円)
P社がS社株式70%を10,000千円で取得。S社純資産=資本金6,000+利益剰余金3,000=9,000千円。
- のれん=取得対価10,000−S社純資産9,000×70%(=6,300)=3,700千円 → 選択肢イ(1,000)は誤り。
- 非支配株主持分=9,000×30%=2,700千円 → 選択肢ウ(3,000)は誤り。
- 資産合計=(P社90,000−S社株式10,000)+S社14,000+のれん3,700=97,700千円 → 選択肢ア(104,000)は誤り。
- 利益剰余金=支配獲得時はS社の利益剰余金を投資と相殺消去するため、P社の10,000千円のまま → 選択肢エ(10,000)が正しい。
よって エ。