第41問
流通チャネルに関する記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。a オムニチャネルは、別名、デュアルチャネルとも呼ばれているが、これは、製造業者が卸売業者と直販の両方のチャネルを使って消費者に製品を供給する戦略を意味している。b 開放的流通チャネル政策のメリットは、市場カバレッジを高めることで、生産規模の経済性を享受できることである。反対に、デメリットは、小売業者間の価格競争が進む可能性が高いことである。c 生産者と小売業者の間に卸売業者が介在することは、小売業者へのきめ細かいサービスという点では評価できるが、それをマクロ的に捉えるとむしろ社会的流通費用を増大させ、消費者の負担を増やすことになる。d 農産物や水産物を産地から消費地に輸送する場合、倉庫業の保管サービスの主要な目的は、それらの産物を効率的に輸送する際の結節点において、品質を劣化させることなく保管することと需給を調整することである。
- ア aとb
- イ aとc
- ウ aとd
- エ bとd
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正解:エ
解答:エ(bとd)
流通チャネルに関する記述の正誤を組み合わせる問題です。
- a(×):オムニチャネルは、店舗・EC・アプリなど複数チャネルを統合し顧客にシームレスな体験を提供する概念。卸と直販を併用するデュアルチャネルとは異なる。
- b(○):開放的流通は多くの店で扱わせて市場カバレッジを高め、生産規模の経済を享受できる。反面、小売間の価格競争が進みやすいというデメリットがある。正しい。
- c(×):卸売業者の介在は、取引総数最小化の原理により社会全体の流通費用を「減少」させることが多い。増大させるとするのは誤り。
- d(○):農産物・水産物の輸送で倉庫業の保管サービスは、結節点で品質を保ちつつ保管し、需給を調整することが主な目的。正しい。
したがって正しいのはbとd。よって エ。