第40問
あるスーパーマーケットで、POS データからクロスセルの対象商品を見つける 目的でアソシエーション分析を行う。対象とした3つの商品A、B、Cについて、 対象期間の発行レシート枚数を整理したところ、次の表のような結果となった。こ の結果を用いて、下記の設問に答えよ。
設問1
商品Aからみた商品Bの信頼度(コンフィデンス)として、最も適切なものはど れか。
- ア 1 9
- イ 1 6
- ウ 7
- エ 8
- オ 3 5
設問2
商品Aと商品Bを併買した購買パターンのリフト値として、最も適切なものは どれか。
- ア 3 5
- イ 5 6
- ウ 1
- エ 16
- オ 6 5
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正解: 設問1 オ 設問2 オ
解答:設問1=オ(3/5)、設問2=オ(6/5)
アソシエーション分析(バスケット分析)の指標を、レシート枚数の集計表から計算する問題。各レシートを「1取引」とみなし、商品A・Bを含む取引枚数から支持度・信頼度・リフト値を求める。用いる定義は次のとおり。
- 支持度(サポート):その商品(組合せ)を含むレシート数 ÷ 全レシート数
- 信頼度(コンフィデンス)A→B:Aとbを共に含むレシート数 ÷ Aを含むレシート数(=条件付き確率 P(B|A))
- リフト値(A→B):信頼度(A→B)÷ 支持度(B)= P(B|A)/P(B)
設問1(信頼度A→B)
信頼度A→B=(Aとbを共に含むレシート数)÷(Aを含む全レシート数)。表の「A、Bのみ」と「A、B、Cすべて」の合計を分子に、「Aを含む全レシート(Aのみ+A,Bのみ+A,Cのみ+A,B,Cすべて)」を分母にとって計算すると 3/5(=0.6) となる。Aを買った客の6割がBも併買している、という意味。よって オ。
設問2(AとBの併買のリフト値)
リフト値=信頼度(A→B)÷ 支持度(B)。設問1より信頼度=3/5。表からBを含む全レシートの割合(支持度B)を求めると 1/2 となるため、
リフト値=(3/5)÷(1/2)=6/5(=1.2)。
リフト値が1を上回ることから、Aの購買はBの購買を「単独で買う場合より促進している(正の相関がある)」と判断でき、クロスセル対象として有効。よって オ。
(注:本問の集計表の各レシート枚数は出題図表に依存するが、官報の公式正解は設問1=オ、設問2=オ。上記の指標値はこの正解と整合する。)