第34問
輸送手段と輸送ネットワークの特徴に関する記述として、最も適切なものはどれ か。
- ア RORO 船による貨物輸送では、トラクター・トレーラー方式の車両が自走し て荷役を行う場合、トレーラーのみを無人航送する。
- イ 貨物自動車運送事業法における特別積合せ貨物運送の輸送ネットワークは、集 貨された貨物の仕分けや積合せを行わずに直行輸送する、いわゆるポイント・ トゥ・ポイント型である。
- ウ トラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトは、コンテナリゼーションを阻 害する。
- エ トラック輸送の契約に関する「標準貨物自動車運送約款」では、荷主都合による 荷待ち時間の対価を運賃に含めている。
- オ 日本全体の年間のトラック輸送量を営業用トラックと自家用トラックとで分担 する割合(分担率)は、自家用トラックの方が高い。
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正解:ア
解答:ア
輸送手段と輸送ネットワークの特徴を問う問題。
- ア(○):RORO船(Roll-on/Roll-off船)は車両が自走して乗下船する船。トラクター・トレーラー方式では、運転台(トラクター)を切り離し荷台(トレーラー)部分のみを無人で航送(無人航送)し、ドライバーは同乗しない運用が可能。適切。
- イ(×):特別積合せ貨物運送は、各地の集荷した貨物を集配拠点(ターミナル)に集め、仕分け・積合せを行ってから幹線輸送する、ハブ&スポーク型のネットワーク。仕分けや積合せを行わない直行のポイント・トゥ・ポイント型ではない。
- ウ(×):鉄道へのモーダルシフトはコンテナを使った輸送が前提で、コンテナリゼーションを促進する。阻害するは逆。
- エ(×):標準貨物自動車運送約款では、荷待ち時間・荷役作業等の対価は運賃とは別に「待機時間料」「積込み・取卸し料」等として収受する建付けで、運賃に含めていない(2024年問題対応で明確化)。
- オ(×):日本の年間トラック輸送量(トンキロ等)の分担率は、効率的に運用される営業用トラックの方が高い。自家用の方が高いは誤り。
よって ア。