第14問
ライン生産をセル生産に切り替える際の考え方として、最も適切なものはどれ か。
- ア 1人完結型セルには経験の少ない作業者を優先的に配置する。
- イ 1人完結型セルを導入する場合には、対象製品の日々の必要生産数量に1個当 たりの作業時間を乗じたものを、稼働可能時間で除すことでセルの数を求める。
- ウ PQ 分析を行い、生産量の最も多い製品から優先的に1人完結型セルによる生 産に移行する。
- エ 工程を複数に分割し、バランスロスを考慮しながら作業者に割り付け、巡回方 式セルを構築する。
- オ セル生産に移行する製品群の中から1人完結型セルに適した製品を選ぶ場合、 作業工程数が多く、作業時間の長い製品を選択する。
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正解:イ
解答:イ
ライン生産からセル生産への切替えの考え方を問う。1人完結型セル(屋台方式)と巡回方式セルの特徴、移行対象の選び方を押さえる。
- ア(×):1人完結型セルは1人が全工程を担うため多能工=熟練作業者が必要。経験の少ない作業者を優先配置するのは不適切。
- イ(○):必要なセル数は「日々の必要生産数量×1個当たり作業時間(=総必要作業時間)÷稼働可能時間」で求める。1セルで処理できる量と総所要量から所要セル数を算出する考え方として適切。
- ウ(×):PQ分析で生産量の多い(少品種多量の)製品は、むしろライン生産のほうが効率的。1人完結型セルへ優先移行すべきは多品種少量の製品であり、説明は逆。
- エ(×):工程を分割し作業者に割り付けてバランスをとるのはライン生産(または分業型)の考え方で、巡回方式セルの本質的説明として適切でない。バランスロス低減を狙うなら工程分割より1人完結化等が検討される。
- オ(×):1人完結型セルに適すのは、作業工程数が比較的少なく1人で扱いやすい製品。工程数が多く作業時間の長い製品は1人完結に不向きで、説明は逆。
よって イ。