第18問
組織コミットメントの3つの次元である情緒的コミットメント、継続的コミット メント、規範的コミットメントに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 規範的コミットメントとは、組織の理念や価値観が自分の信念や倫理観と合致 するかどうかを重視する個人の規範意識に基づいた組織コミットメントである。
- イ 継続的コミットメントとは、長期にわたって1つの組織に継続して参加し続け ることに対する個人の義務感に基づいた組織コミットメントである。
- ウ 個人は組織において、情緒的、継続的、規範的コミットメントのうちいずれか 1つの心理状態しか経験できないのではなく、3つのコミットメントは個人の中 で同時に併存可能である。
- エ 情緒的コミットメントとストレスとの間には正の関係が見られる一方で、継続 的コミットメントとストレスとの間には負の関係が見られる。
- オ 情緒的コミットメントとは、もし組織を去った場合、現状の生活水準を維持で きなくなるのではないかという不安心理に基づいた組織コミットメントである。
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正解:ウ
解答:ウ
メイヤー&アレンの組織コミットメント3次元(情緒的・継続的・規範的)を問う問題。
- ア(×):これは情緒的コミットメント(組織の価値観への愛着・同一化)に近い説明。規範的コミットメントは「組織にとどまるべきだ」という義務感・道義的責任に基づくもの。
- イ(×):「組織にとどまり続ける義務感」を説明しており、これは規範的コミットメントの内容。継続的コミットメントは、離職に伴うコスト(損失)を回避するために残るという打算的なもの。
- ウ(○):3つのコミットメントは相互排他的ではなく、1人の個人の中で同時に併存し得る。記述は適切。
- エ(×):情緒的コミットメントはストレスと負の関係(高いほどストレスが低い傾向)が見られ、継続的コミットメントはストレスと正の関係が見られるとされる。記述は関係が逆。
- オ(×):「組織を去ると生活水準を維持できない不安」は離職コストに基づくものであり、継続的コミットメントの説明。情緒的コミットメントの説明としては誤り。
よって ウ。