第23問
ある中小企業では、完成時総予算が1,080 万円で、期間が半年の4 つのプロジェ クトA、B、C、Dが実施されている。プロジェクト期間がちょうど半分を経過し た時点で、各プロジェクトの進捗をまとめたところ、次の表が得られた。 (単位:万円) プロジェクト A B C D 完成時総予算(BAC) 1,080 1,080 1,080 1,080 出来高計画値(PV) 432 450 480 500 コスト実績値(AC) 600 400 512 512 出来高実績値(EV) 540 432 540 480 このままのコスト効率でプロジェクトが進んでいくとすると、プロジェクト完了 時の総コストは、いくらになると予測されるか。予測される総コストを小さい順に 並べたものとして、最も適切なものを選べ。
- ア A、B、C、D
- イ A、B、D、C
- ウ B、A、C、D
- エ B、C、A、D
- オ B、C、D、A
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正解:オ
解答:オ
EVM(アーンドバリューマネジメント)の問題です。完了時総コストの予測(完成時総コスト見積り:EAC)は、現状のコスト効率が今後も続くと仮定すると次式で求めます。
- コスト効率指標 CPI = EV ÷ AC(出来高実績値÷コスト実績値)
- 完了時総コスト予測 EAC = BAC ÷ CPI = BAC × AC ÷ EV
BACは4案件とも1,080万円で共通なので、EACの大小はCPI(=EV/AC)の大小だけで決まります。CPIが大きいほど(効率が良いほど)EACは小さく、CPIが小さいほどEACは大きくなります。すなわち各プロジェクトの AC÷EV(=1/CPI)が小さい順に総コストが小さくなります。
各プロジェクトのEV・ACを上式に当てはめてEACを算出し、小さい順に並べると B → C → D → A の順になります(CPIが高い=コスト効率の良い順がB・C・D・A)。
よって オ。