第5問
下図は、ケインズ型消費関数を直線AB によって描いている。この図に関する記 述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
- ア a:正 b:正 c:誤
- イ a:正 b:誤 c:誤
- ウ a:誤 b:正 c:正
- エ a:誤 b:正 c:誤
- オ a:誤 b:誤 c:正
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正解:エ
解答:エ
直線ABはケインズ型消費関数 C=C0+cY。縦軸切片A(=原点での消費=基礎消費C0)は正、傾き(=限界消費性向c)は0<c<1の一定値である。原点と消費関数上の点を結ぶ直線の傾きが平均消費性向(APC=C/Y)にあたる。a誤・b正・c誤の組み合わせを問う。
- a(誤):限界消費性向(傾き)と平均消費性向を取り違えた記述。限界消費性向は直線の傾きで一定だが、平均消費性向は所得とともに変化するため、両者を同一視・混同する記述は誤り。
- b(正):所得が増えるほど、正の切片C0の影響が薄まり、原点と消費関数上の点を結ぶ直線の傾き(=平均消費性向C/Y)は低下する。正しい。
- c(誤):限界消費性向は直線の傾きで一定であり、所得とともに上昇(または低下)するという記述は誤り。
a誤・b正・c誤の組み合わせは エ。