第37問
価格設定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 価格バンドリングでは、バンドリングされる2つの商品間におけるカニバリ ゼーションを避けるため、商品間の品質や価格などの差を十分に大きくしておく 必要がある。
- イ キャプティブ・プライシングは、例えばプリンターとインクカートリッジのよ うな組み合わせにおいて、プリンターの価格を安くして購入を促し、インクカー トリッジで利益を確保していこうとする価格戦略である。
- ウ ダイナミック・プライシングは、宿泊や航空のサービスなどの需給に大きな変 化が生じやすいカテゴリーでは適応されるが、自動販売機や小売店頭で販売され るような需給の変化が小さいカテゴリーでは適応されない。
- エ フリーミアムは、スマートフォンなどの高価格商品においては当該ブランドを 選択する吸引力になりうるが、ファストフードのコーヒーなどの低価格商品にお いては当該店舗に来店する吸引力になりにくい。
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正解:イ
解答:イ
各種価格戦略の用語を問う。
- ア(×):価格バンドリングは補完的な複数商品をまとめて割安に提供し購買を促す手法。「商品間の品質・価格差を十分大きくする必要がある」という説明は不適切で、本質を外している。
- イ(○):キャプティブ・プライシング(虜価格)は、プリンター本体を安く売って購入を促し、消耗品のインクで利益を確保する戦略。適切。
- ウ(×):ダイナミック・プライシングは需給に応じて価格を変動させる手法。技術的には自動販売機や小売店頭などでも適用が広がっており、「需給変化が小さいカテゴリーでは適応されない」と断定するのは不適切。
- エ(×):フリーミアムは基本機能を無料提供し有料版で課金するモデルであり、本選択肢の「フリーミアム」の用法・説明(高価格商品の吸引力/低価格商品の来店吸引力)は概念と整合せず不適切。
よって イ。