企業経営理論 R06年度 第19問

第19問

限られた資源や成果を組織メンバーに分配するに当たっては、公正な手続きを経 る必要がある。このような分配手続きにおいて求められる公正を「手続き的公正」と 呼ぶ。分配を受ける組織メンバーが、ある分配手続きを「公正である」と肯定的に評 価する際の判断基準に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 一般的な道徳や倫理基準の影響をできる限り排除した独自性の高い分配手続き であること
  2. 特定の対象者だけに他者よりも優遇された分配手続きが適用されること
  3. 分配手続きの影響を受ける人々の関心や価値観をできる限り排除した分配手続 きであること
  4. 分配の決定プロセスにおいて修正や不服申し立ての機会があること
  5. 分配を決定する際に利用される情報が曖昧さを含むものであること
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正解:

解答:エ

手続き的公正(レーヴェンタール等)の判断基準には、一貫性・偏向の抑制・正確な情報・修正可能性(不服申立ての機会)・代表性(関係者の関心の反映)・倫理性などがある。

  • ア(×):一般的な道徳・倫理基準を排除した独自手続きは、むしろ倫理性の基準に反し公正と評価されにくい。
  • イ(×):特定対象者だけ優遇するのは偏向であり、公正と評価されない。
  • ウ(×):影響を受ける人々の関心や価値観を排除するのは代表性の基準に反し、公正と評価されにくい。
  • エ(○):決定プロセスに修正や不服申し立ての機会があること=「修正可能性」の基準を満たし、公正と肯定的に評価される。正しい。
  • オ(×):利用情報が曖昧さを含むのは「正確性」の基準に反し、公正と評価されにくい。

よって

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