第14問
J. ガルブレイスによれば、組織デザインの諸方策は、情報処理の必要性と情報処 理能力の観点から評価できる。組織デザインの方策に関する記述として、最も適切 なものはどれか。
- ア 横断的な関係の創出は、情報処理能力を増大させる。
- イ 自己完結的職務の創出は、情報処理の必要性を増大させる。
- ウ 垂直的な情報システムへの投資は、情報処理能力を低減させる。
- エ スラック資源の創出は、情報処理の必要性を増大させる。
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正解:ア
解答:ア
ガルブレイスの組織デザイン論では、不確実性が高まると情報処理の必要性が増す。これに対し、(1)情報処理の必要性を「減らす」方策=スラック資源の創出・自己完結的職務の創出、(2)情報処理能力を「高める」方策=垂直的情報システムへの投資・横断的関係の創出、の2方向がある。
- ア(○):横断的な関係(連絡役・タスクフォース・マトリクス等)の創出は、組織の情報処理能力を増大させる。正しい。
- イ(×):自己完結的職務の創出は、部門内で完結させて部門間調整を減らし、情報処理の「必要性」を低減させる方策。「増大させる」は誤り。
- ウ(×):垂直的情報システムへの投資は、情報処理「能力」を増大させる方策。「低減させる」は誤り。
- エ(×):スラック資源の創出は、目標水準を緩めて調整の必要を減らし、情報処理の「必要性」を低減させる方策。「増大させる」は誤り。
よって ア。