財務・会計 R05年度 第12問

第12問

当社とその競合会社であるF社に関する以下の資料に基づき、下記の設問に答え よ。ただし、金額の単位は万円とする。  【資料】 当社 F社 資産合計 64,000 86,000 有形固定資産合計 16,000 20,000 売上高 48,000 112,000 付加価値 12,000 22,400  うち人件費 7,800 16,800 従業員数 20 人 40 人

設問1

当社の付加価値率として、最も適切なものはどれか。

  1. 20 %
  2. 25 %
  3. 65 %
  4. 75 %

設問2

当社とF社の生産性に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 労働生産性はF社が上回っているが、その要因は設備生産性が当社のそれを 上回っていることにある。
  2. 労働生産性はF社が上回っているが、その要因は労働装備率が当社のそれを 上回っていることにある。
  3. 労働生産性は当社が上回っているが、その要因は設備生産性がF社のそれを 上回っていることにある。
  4. 労働生産性は当社が上回っているが、その要因は労働装備率がF社のそれを 上回っていることにある。
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=イ、設問2=エ

設問1

付加価値率=付加価値÷売上高=12,000÷48,000=25%

  • ア(×)20%、イ(○)25%、ウ(×)65%(人件費/付加価値などの誤り)、エ(×)75%(労働分配率の補数などの誤り)。

設問2

労働生産性=付加価値÷従業員数は、次のように分解できる。 労働生産性=労働装備率(有形固定資産÷従業員数)×設備生産性(付加価値÷有形固定資産)

  • 労働生産性:当社=12,000÷20=600万円、F社=22,400÷40=560万円 → 当社が上回る
  • 労働装備率:当社=16,000÷20=800万円、F社=20,000÷40=500万円 → 当社が上回る。
  • 設備生産性:当社=12,000÷16,000=0.75、F社=22,400÷20,000=1.12 → F社が上回る。

当社は設備生産性ではF社に劣るものの、労働装備率(従業員1人当たりの設備額)がF社を大きく上回るため、労働生産性で勝っている。

  • ア(×):労働生産性が高いのは当社でありF社ではない。
  • イ(×):同上。
  • ウ(×):労働生産性が当社優位は正しいが、要因は設備生産性ではない(設備生産性はF社が上)。
  • エ(○):労働生産性は当社が上回り、その要因は労働装備率がF社を上回ること。

よって 設問1=、設問2=

#財務諸表・会計基準

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