第33問
輸送手段と輸送ネットワークの特徴に関する記述として、最も適切なものはどれ か。
- ア 鉄道貨物駅における着発線荷役(E&S:Effective & Speedy)方式は、貨車を 架線のある着発線から架線のない荷役線に移動させてからコンテナを積み卸す荷 役方式である。
- イ トラック輸送の契約に関する「標準貨物自動車運送約款」では、運賃を積込みや 取卸しを含む運送の対価であると規定している。
- ウ 日本全体の二酸化炭素排出量は鉄道輸送よりもトラック輸送の方が多いが、輸 送トンキロ当たりの二酸化炭素排出量は鉄道輸送よりもトラック輸送の方が少な い。
- エ ハブ・アンド・スポーク型の輸送ネットワークの特徴は、最終目的地まで直行 輸送することである。
- オ 複合一貫輸送の例として、トラックとRORO 船を利用して陸路と海路を組み 合わせる輸送形態がある。
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正解:オ
解答:オ
輸送手段と輸送ネットワークの特徴から判定する。
- ア(×):着発線荷役(E&S)方式は、架線のある着発線にコンテナ車を到着させたまま荷役を行う方式。「荷役線に移動させてから積み卸す」のは従来の方式で、E&Sはこの移動を不要にして迅速化する。記述は逆。
- イ(×):標準貨物自動車運送約款では、運賃は運送(運ぶこと)の対価であり、積込み・取卸しの対価は別に「積込料・取卸料」として規定されている。「積込みや取卸しを含む」は誤り。
- ウ(×):輸送トンキロ当たりのCO2排出量は、鉄道の方がトラックより大幅に少ない。「トラックの方が少ない」は逆で誤り。
- エ(×):ハブ・アンド・スポーク型は、貨物を一旦ハブ(拠点)に集約してから各地へ運ぶ方式。「最終目的地まで直行輸送する」のはポイント・トゥ・ポイント型の特徴。
- オ(○):複合一貫輸送は、コンテナ等の同一輸送単位のまま複数の輸送機関を組み合わせる輸送。トラックとRORO船で陸路と海路を組み合わせる形態はその典型例。正しい。
よって オ。