第13問
一定の賃貸住宅について、下図の需要曲線D と供給曲線S の下で当初の市場価 格(家賃)がP0、均衡取引量がQ0 であったとする。ここで、政府が価格P1 を上限 とする家賃規制を導入した場合の効果に関する記述の正誤の組み合わせとして、最 も適切なものを下記の解答群から選べ。
- ア a:正 b:正 c:正 d:誤
- イ a:正 b:誤 c:誤 d:誤
- ウ a:誤 b:正 c:正 d:正
- エ a:誤 b:正 c:正 d:誤
- オ a:誤 b:誤 c:誤 d:正
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正解:エ
解答:エ
均衡E(P0, Q0)に対し、上限価格P1(<P0)の家賃規制を導入。価格はP1に抑えられ、供給量は供給曲線上の点Cに対応するQ1まで減少し、需要量は需要曲線上の点Fに対応する量まで増加する。取引量は少ない方のQ1で決まる。
- a(誤):上限規制で供給量がQ1に減るため、取引量はQ0からQ1へ減少する。取引量が変わらないとする記述は誤り。
- b(正):P1では需要量>供給量となり、超過需要(住宅不足)が発生する。正しい。
- c(正):取引量がQ0からQ1へ減るため死荷重(三角形CEFに相当)が生じ、社会的総余剰は減少する。正しい。
- d(誤):消費者は安く借りられる一方で取引量が減るため、消費者余剰は必ず増加するとは限らない。「必ず増加する」とする記述は誤り。
a:誤、b:正、c:正、d:誤。よって エ。