経営情報システム R05年度 第25問

第25問

インターネット上での情報流通の特徴に関する以下の文章の空欄A~Dに入る用 語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。  人間は集団になると、個人でいるときよりも極端な方向に走りやすくなるという 心理的傾向は A と呼ばれている。キャス・サンスティーンは、インター ネットでも A を引き起こしやすくなる B という現象が見られると 指摘した。こうした人間の心理的傾向とネットメディアの特性の相互作用による現 象に、次のようなものが挙げられる。  1 つは、SNS などを利用する際、人間は自分と似た興味や関心を持つユーザを フォローする傾向があるので、自分と似た意見が返ってくる C と呼ばれる 現象である。もう1 つは、アルゴリズムが利用者の検索履歴などを学習することで 利用者にとって好ましい情報が表示されるようになり、その結果、利用者が見たい 情報しか見えなくなるという D と呼ばれる現象である。これら2 つの現象 は、インターネット上で偽情報が顕在化する背景の1 つであると考えられている。

  1. A:集団極性化       B:サイバーカスケード C:エコーチェンバー    D:フィルターバブル
  2. A:集団極性化       B:サイバーカスケード C:バックファイア効果   D:エゴサーチ
  3. A:ハロー効果       B:サイバーカスケード C:バックファイア効果   D:エゴサーチ
  4. A:ハロー効果       B:ナッジ C:エコーチェンバー    D:フィルターバブル
  5. A:ハロー効果       B:ナッジ C:バックファイア効果   D:フィルターバブル
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正解:

解答:ア

インターネット上の情報流通に関する心理・現象の用語を当てはめる。

  • A=集団極性化:集団になると個人より極端な意見へ傾く心理傾向。ハロー効果は一部の印象が全体評価に及ぶ別概念。
  • B=サイバーカスケード:サンスティーンが指摘した、ネット上で同調が連鎖し集団極性化が増幅される現象。ナッジは行動をそっと促す別概念。
  • C=エコーチェンバー:似た意見の者同士が反響し合い自分と似た意見が返ってくる現象。
  • D=フィルターバブル:アルゴリズムが好む情報を優先表示し、見たい情報しか見えなくなる現象。

組み合わせは集団極性化・サイバーカスケード・エコーチェンバー・フィルターバブルであり、よって

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