第30問
小売業の価格政策と特売に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア EDLP 政策の場合、プライスラインは1 つしか設けない。
- イ 定番価格を高く設定していても、特売を頻繁に繰り返すと顧客の内的参照価格 は低下する。
- ウ 特売による販売促進は、価格弾力性が低い商品ほどチラシなどで告知したとき の集客効果が高い。
- エ ハイ・ロープライシング政策では、特売時における対象商品の販売数量を最大 化することで店全体の利益率が高まる。
- オ 端数価格には、買物客に安さを感じさせる心理的効果はない。
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正解:イ
解答:イ
小売の価格政策(EDLP/ハイ・ロー)と特売、参照価格の理解を問う。
- ア(×):EDLP(Every Day Low Price)は特売を行わず常時低価格で販売する政策。プライスライン(品揃えの価格段階)を1つしか設けないという意味ではない。
- イ(○):定番価格を高く設定していても特売を頻繁に繰り返すと、顧客が「妥当」と感じる内的参照価格は特売価格に引きずられて低下する。正しい。
- ウ(×):チラシ告知による集客効果が高いのは、価格弾力性が「高い」商品。価格弾力性が低い商品は値下げしても需要が伸びにくく集客効果は小さい。
- エ(×):ハイ・ロープライシングで特売対象商品の販売数量を最大化しても、特売品は薄利のため店全体の利益率が高まるとは限らない。むしろ低下しやすい。
- オ(×):端数価格(198円など)には、買物客に安さを感じさせる心理的効果がある。効果がないという記述は誤り。
よって イ。