第2問
下図は、2015 年度から2020 年度における日本の実質GDP 成長率と各需要項目 の前年度比寄与度(%)を示している。 図中のa~cに該当する項目の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答 群から選べ。
- ア a:公需 b:個人消費 c:設備投資
- イ a:公需 b:設備投資 c:個人消費
- ウ a:個人消費 b:公需 c:設備投資
- エ a:個人消費 b:設備投資 c:公需
- オ a:設備投資 b:個人消費 c:公需
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正解:ア
解答:ア
実質GDP成長率(折れ線)への各需要項目の寄与度を読み取る問題。公式正解はa=公需・b=個人消費・c=設備投資の「ア」。判別のポイントは、(1)景気変動に左右されにくく毎年プラス基調で寄与する「公需(政府消費+公共投資)」、(2)GDPの過半を占め寄与の振れ幅が最も大きい「個人消費」、(3)企業の投資意欲を反映し景気に連動して振れる「設備投資」という各項目の性質である。
- 2020年度はコロナ禍で実質GDP成長率が大きく落ち込み、個人消費(b)と設備投資(c)が大幅なマイナス寄与となった一方、公需(a)はプラスの寄与を維持しており、安定的にプラスへ寄与する項目がa=公需と判別できる。
- 寄与度の絶対値が最も大きく、景気の山谷に最も強く連動して動くbが個人消費、企業の投資行動を反映して景気後退時に落ち込むcが設備投資となる。
- ア(○):a=公需、b=個人消費、c=設備投資。
- イ・ウ・エ・オ(×):いずれも上記の項目の性質と寄与度の動きに合致せず、組合せが誤り。
よって ア。