企業経営理論 R04年度 第7問

第7問

ファミリービジネスの4 C モデルは、Continuity(継続性)、Community(同族集 団)、Connection(良き隣人であること)、Command(自由な行動と環境適応)とい う4 つを重要な要素とするものである。4 C モデルに関する記述として、最も適切 なものはどれか。

  1. 4 C モデルは、4 つの要素の中で自社の特徴を最も発揮できる要素を発見し、 それを強化するためのものである。
  2. 4 C モデルは、家族、企業の所有者、経営者など複数の属性を持つ構成員から 成り立つファミリービジネスの複雑な利害関係を解決するためのものである。
  3. 4 C モデルは、競争優位の確立とファミリー固有のビジョンや目標を両立させ るためのものである。
  4. 4 C モデルは、所有と経営を分離する過程で、ファミリービジネスの長所を維 持するためのものである。
  5. 4 C モデルは、それぞれの要素にプラスの側面とマイナスの側面があることを 認めたものである。
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正解:

解答:オ

ファミリービジネスの4Cモデル(Continuity・Community・Connection・Command)の趣旨を問う問題。4Cモデルは各要素が長所(プラス面)と短所(マイナス面)を併せ持つことを示し、両面を理解してマネジメントするための枠組みである。

  • ア(×):4Cは特定の1要素を発見して強化するためのものではなく、4要素を総合的にとらえる枠組み。「最も発揮できる要素を強化」という説明は不適切。
  • イ(×):複数属性の構成員間の利害対立を扱う視点はあるが、4Cモデルは利害関係を「解決するため」の手法ではない。目的の説明として不適切。
  • ウ(×):競争優位とファミリーのビジョン両立は関連するテーマだが、4Cモデルの本質は両者の「両立のため」の手段と位置づけるものではない。
  • エ(×):4Cモデルは所有と経営の分離過程で長所を維持するためのものではない。説明として不適切。
  • オ(○):4Cモデルは、各要素にプラスの側面とマイナスの側面の両方があることを認めた枠組みである。記述は正しい。

よって

#競争戦略

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