経営法務 R04年度 第1問

第1問

下表は、取締役会設置会社における株式の併合と株式の分割との比較に関する事 項をまとめたものである。空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切な ものを下記の解答群から選べ。 株式の併合 株式の分割 株主の所有株式数 A B 資本金額 変動しない C 手続き D 取締役会の決議

  1. A:減少  B:増加  C:変動しない  D:株主総会の特別決議
  2. A:減少  B:増加  C:変動する   D:株主総会の特別決議
  3. A:増加  B:減少  C:変動しない  D:株主総会の普通決議
  4. A:増加  B:増加  C:変動しない  D:株主総会の普通決議
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:ア

株式の併合・分割は、いずれも発行済株式数を増減させるが、資本金額は変動しない点が共通。手続きの厳格さに差がある。

  • A(株式の併合=減少):併合は複数株を1株にまとめるため、株主の所有株式数は減少する。
  • B(株式の分割=増加):分割は1株を複数株に分けるため、所有株式数は増加する。
  • C(資本金額=変動しない):株式の分割は株式数のみの調整であり、資本金は増減しない(会社法上、分割で資本金は変動しない)。
  • D(株式の併合=株主総会の特別決議):併合は株主の利益に重大な影響を及ぼすため株主総会の特別決議が必要(会社法180条2項)。一方、分割は取締役会の決議で足りる(183条2項)。

よって A=減少、B=増加、C=変動しない、D=株主総会の特別決議の組合せである

#株式・機関#計算・配当

← 経営法務の一覧へ戻る